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MINIDIGI搭載モデルロケット

2012年7月26日 (木)

MINIDIGI搭載モデルロケットの高度計算

まず参考にした文献から紹介する。

「手作りロケット入門」誠文堂新光社発行 ISBN4-416-80300-1 本体価格1,800円

「B6-4koudo.pdf」をダウンロード

このことから最高到達高度は打ち上げから3.3秒後38.98303mとなります。また、打ち上げ後パラシュートが開くまでの4秒間での到達高度は36.222219mになることがわかります。アルファー3の到達高度が40mなのでほぼ同様なフライトが望めるとおもわれます。

2012年6月16日 (土)

MINIDIGIを搭載したモデルロケットのエンジンブロックの作成

D型エンジンブロックとA型エンジンブロックを再利用してMINIDIGIを搭載してモデルロケットのボディチューブを作成していきます。

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まず使用済みのD型エンジンブロック(下)とA型エンジンブロック(中央)を用意します。

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D型エンジンブロックにA型エンジンブロックが丁度良い具合にはいります。

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まず、使用済みのA8-3エンジンブロックを一部切り落とします。

P1050751

切り落とた部品をD12-3のエンジンブロックに接着します。

P1050752

エンジンフックを自作しました。D12-3エンジンブロックの中にはC6-3エンジンが入っています。

P1050753

上からボディーチューブ真ん中がC6-3エンジン一番下がエンジンブロックです。

P1050754


エンジンブロックを上から見た画像です筒の奥に見えるのが先ほど切り出した使用ずみA8-3エンジンブロックの一部でストッパーの役割をします。

P1050755


エンジンブロックにC6-3エンジンを装着したものです中央の小さな穴が火薬の噴射口となります。

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ボディーチューブにエンジンブロックを接着したところです。真ん中がC6-3エンジンです。

これでMINIDIGIを使った動画撮影用のモデルロケットのエンジン部分が完成しました。







MINIDIGIを搭載したモデルロケットのボディチューブの作成

ます、ボディーチューブを自作します。
P1050740


ノーズコーンを2個使用してできるだけ難燃性の高い紙を使用してホーディチューブを作成していきます。

 下の2個の部品はモデルロケットのエンジンです。

エンジンブロクとノーズコーンは完成しているのでMINIDIGI搭載モデルロケットの設計に入ることにします、

P1050802

完成したボディチューブとノーズコーンを装填しB6-4エンジンを装着したこ糸でつるし重力中心を求めます。

P1050800
重力中心の位置が悪いのでエンジンブロックにハンダ用の鉛を装填します。

P1050797


モデルロケットメイカーV2.2で必要は数値を入力します。


P1050798_2

シュミレーションの結果は良好これから設計図どおりの翼(フィン)を制作します。

追記

C6-3でもシュミュレーションしましたが高度222mまで飛ぶのでまず安全性の高いB型エンジンで最初のフライトを計画します。

P1050804
フィンを作ります。

まず、設計図にそってクラブ用紙にフィンを描き、それを元にバルサ材を切断していきます。

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設計図にそったフィンが形成されました。これら3枚の羽を120度の間隔で接着していきます。

P1050808
グラフ用紙をボディーチューブに巻きます。このグラフ用紙では円周が190mmと出ましたのでこれを3等分にします。

P1050809

グラフ用紙で求めた120度間隔の線をボディーチューブに書き込んでいきます。

図の左側の黒い線はランチラグパイプの取り付け位置を書き込んだものです。

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木工用ボンドで借り止めをします。この時に他の瞬間接着剤を使用しないでください。

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フィンの間隔が120度になっていることときちんとボディーチューブに垂直に接着されているかを確認します。その後さらに木工用ボンドを接着面に塗り込んでいきます。

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フィンの固定と同時にバルサ材の木の目をつぶします。

P1050852

木部ははけで、接続部分は小指で丁寧に塗っていくことによって強度を増します。

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C.G(重心位置)とC.P(圧力中心)を求めます。
P1060307

思った以上にC.Gが後ろ過ぎるので先端部に糸ハンダを入れて見ることにしました。

P1060308_2
ノーズコーン内部に糸ハンダを詰めている様子です

P1060310
 少し改善されましたが、この重量を打ち上げるのにはB6-4では推力不足なのでエンジンを変えて再度計測しました。

P1060312
 エンジンをC6-3に変えて実測ー結論C,P(圧力中心)をもっとエンジン側にするためにフィンを変更することにしました。作り直しです。

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フィンを付け足してみました。

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B6-4で重力中心を求めます。ランチラグパイプの位置に注意してください。

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ノーズコーン部分に糸ハンダを装着して再度重力中心を求めます。

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C.G(重力中心)とC,P(圧力中心)を求めてその間隔を計測します。

P1060319
約25mmの間隔が開くことが分かりました。C.G値とC,P値の間隔はボディーチューブの直径の1.0倍~2.0倍が適当なので今回ボディーチューブの直径は33mmなのでペイロードを更に何かを積んでC.Gの位置をもっと先端部に持って行く必要があることが判明しました。

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北海道モデルロケットクラブ(HMRC)理事の駒井勝氏自宅兼事務所の工房でフィンを固定し研磨し重量を下げます。

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再びC.G値とC.P値を求めます。

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C.G値とC.P値の間隔が33mmでした。これでボディチューブの直径33mmといっちしたのでボディーチューブは完成です。

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MINIDIGI搭載モデルロケットはロケットの重量とカメラの安全性を考えてパラシュートを2個自作しました。これとゴム紐でノーズコーン、パラシュート、ボディチューブをつなげるとMINIDIGI搭載モデルロケットの完成です。次にスウィングテストを行います。

ボディーチューブも出来ましたので自宅前でスイングテストの動画です。

MINIDIGI搭載モデルロケットストリングテスト 撮影者 駒井 勝

ストリングテスト時のMINIDIGIの画像です

2012年6月15日 (金)

MINIDIGIを搭載したモデルロケットで動画撮影をする方法

「MINIDIGI.pdf」をダウンロード

P1050734

搭載するMINIDIGIとモデルロケットのノーズコーンです。ボールペンの約4分の一の大きさです。

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MINIDIGIを上から見た図です。カメラの左側の丸いスイッチを押すとシャッターが切れます。また、押し続けると動画が1分30秒とれます。そこで以下の方法を発見しました。

P1050736

バルサ材を加工してMINIDIGIの上面にぴったり挟まる部品を製作しまずシャッターのない方に輪ゴムで固定します。

P1050737

シャッター部分に当たるよう輪ゴムで固定します。この状態で1分30秒動画が撮影されます。

自分の部屋で回転椅子を使って動画テストをしました。近距離なのでかなりぶれますが遠距離からなら何とか見られる映像が撮れると思います。

P1050744


ノーズコーンの改造に取りかかりました。まずは切り取る部分2Bの鉛筆で線を書き込みます。

P1050745

湯煎をするとプラスチックが軟化するので熱湯に数回つけてカッターで切り取っていきます。

P1050747
工作後の画像です。

P1050748

切り取られたノーズコーンです。

P1050749

MINIDIGIがきちんと装着されました。

P1050812

裏面です。作業しやすい様にペットボトルの容器から部品を切り出して接着くしてみました。

P1050829

MINIDIGIが取り外せるようにカバーの上部をねじ止めしました。また、カバーのプラスティックを熱処理して湾曲させました。

P1050828

横から見た様子です多少歪みはありますが、何とか曲面を保ちました。

P1050827

MINIDIGI搭載の自作モデルロケットのノーズコーンが完成しました。

ボディーチューブも出来ましたので自宅前でスイングテストの動画です。


MINIDIGI搭載モデルロケットストリングテスト 撮影者 駒井 勝

ストリングテスト時のMINIDIGIの画像です

 

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