中学校水ロケット 講習学習指導案
中学校水ロケット 講習学習指導案
期 日 平成25年〇月〇日 第 校時
場 所
指導者 指導講師 佐藤 吉男
講師 〇〇 〇〇
1 単元名 中学校1年生 理科 第1章 第3節「力と圧力」 6空気の圧力を調べよ う(大日本図書)
2 単元について
(1)私たちの身の回りには力に関係した現象が数多くあるが,力が働いていることを意識することは少ない。この単元では,今まで何気なく見過ごしていた現象の中に,疑問を見いだし,その疑問を解決する学習を行うことにより,様々な現象を科学的 な視点から見つめる力や考える力を養うことがねらいである。ここでは,力に関する実験を行い,結果を分析して解釈することを通して規則性を見いださせ,力に関する基礎的な性質やその働きを理解させることが重要である。
また,本単元は,結果をグラフに表し分析することにより,力の量的な見方の基礎を養うとともに,力に関しての科学的な見方や考え方を養うことにも適した単元である。
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小学校第3学年「物と重さ」[風やゴムの働き」
・粘土などを使い,物の重さや体積を調べ,物の性質についての考えを持つことができ
るようにする。
・風やゴムで物が動く様子を調べ,風やゴムの働きについての考えを持つことができる
ようにする。
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小学校第5学年「振り子の運動」▼ ・おもりを使い,おもりの重さや糸の長さなどを変えて振り子の動く様子を調べ,振り▼ 子の運動の規則性についての考えを持つことができるようにする。
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小学校第6学年「てこの規則性」▼ ・てこを使い,力の加わる位置や大きさを変えて,てこの仕組みや働きを調べ,てこの▼ 規則性についての考えを持つことができるようにする。 .
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中学校第1学年「力と圧力」
・物体に力を働かせる実験を行い,物体に力が働くとその物体が変形したり動き始めた
り,運動の様子が変わったりすることを見いだすとともに,力は大きさと向きによっ
て表されることを理解することができる。
・圧力についての実験を行い,圧力は力の大きさと面積に関係があることを見いだすこ
とができる。また,水圧や大気圧の実験を行い,その結果を水や空気の重さと関連付
けてとらえることができる。
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(4)指導にあたっては,次の点に留意する。
○力は目に見えず,理解しにくいため,モデルや図を活用しながら指導していきたい。
○力の大きさは水ロケットの打ち上げ高度測定できることや大気による圧力を理解させるための自作教材を準備し,なぜそうなるのかを考えるための支援をしたい。
○測定結果を処理する際,測定値には誤差が必ず含まれていることや,誤差を踏まえた上で規則性を見いださせるように指導し,誤差の扱いやグラフ化など,測定値の処理の仕方の基礎を習得させる。
○実験結果(事実)と,その結果から何かいえるのか(考察)をはっきりと区別して考えさせることで,自然を科学的な言葉や概念を使って説明する能力を養うようにしたい。
○観察,実験を通して,結果を分析し,解釈する能力や導き出した自らの考えを表現する能力を育てたい。
思考力,表現力等と言語活動
観察,実験の結果を,自分の考えに基づいて解釈する力や観察,実験データに基づいて考察する力を思考力ととらえる。また,科学的力言葉や概念を活涯[して,調べた結果や考察を文章や図式を用いて分かりやすぐまとめたり/発表した1トする力を表現万力ととちえる。
そのため,に,「予想や解決の見通しを持つ」,「結果をノ¬卜等にまとめる」。「結果から課題を考察する」,「本時で学んだことを基に,他の事例に当てはめて説明する」活動を授業の中で展開し,それぞれの活動の申で「考えを持つム「記録する」レ「発表する」活動を充実さ
3 指導の計画( 時間扱い)
本時の学習
学習指導案