既成のモデルロケットをDIGMINIカメラ搭載型に改装
FLYING MODEK ROKET 「BULL PUP 12D」
SCALE MODEL OF THE USAF AGM-12D BULL PUP AIR-TO-GROUND MISSILE!
Recommend Engines:A8-3,B4-4,B6-4,C6-5 FLIES OVER 245m!
を改造しDIGIMINI搭載モデルロケットに改造する。
新しいノーズコーンを付けたBULL PUP 12DとDIGIMINIカメラ
ノーズコーンの切り取る部分をB2の鉛筆で書く
お湯で暖めながら成形されたノーズコーンとDIGIMINIカメラ
DIGIMINIカメラをノーズコーンに装着
ペットボトルから切り出したプラスチックの板とDIGIMINIカメラ装着ノーズコーン
プラスチックの板の上部をスキーのラッカーを溶かす道具で成形
成形されたプラスティック板
錐でねじ穴を開ける
木ねじを取り付ける
木ねじをドライバーでねじ込む
木ねじで固定されたプラスティック版
完成したノーズコーンの裏側
完成したノーズコーンの表側
改造されたノーズコーンを装填されたBULL PUP 12D
圧力中心Cp(Center of Pressure)と重心Cg(Center of Gravity)を測定する。
1回目
Cp値とCg値をモデルロケット本体にB2の鉛筆で記入する
計測 約10mmでボディチューブの直径は33っmなので不安定なフライトになるためCp値をもう少し後部にくるよう尾翼を改造する。
2回目
Cp値をボディーチューブに書き込む
計測 Cp値とCg値の間隔は18mmでこれも不安定なフライトになるためダメ
3回目
Cp値を書き込む
Cp値とCg値の間隔は31mmでほぼ合格なのでこれで尾翼を成形してみるが尾翼を大きくする分Cg値が後方下がるため再度改造が必要となる。
フィン(翼)の改造
完成間近
重力中心をもとめます。
追加したフィンの重さのためにCg値(重力中心)が後部へ移動していることが分かります。
糸ハンダをノーズコーンの内部に装填しCg値を先端側へ移動させます。
Cg値を求めるためバランスを計ります。
Cg値が元の位置に来ていることが分かったのでこれで完成です。あとは塗装しストリングテストをおこない安定性を確認します。
機体重量が117.5gとなったので高度計算をしてみました。
結果
打ち上げ後3.5秒で最高到達点55.5813mに達しノーズコーン放出時間4秒後には55.4778mに達し安全なフライトになることが分かりました。
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- 既成のモデルロケットをDIGMINIカメラ搭載型に改装(2013.01.11)
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